先日、知人からご自分の子供さんのケガについて問い合わせがありましたので、ご紹介したいとお思います。
久しぶりに会った知人から、
「子供が※『腰椎分離症』になったんですよ~
ということでした。」
この『腰椎分離症』というのは、
字の通り、腰の部分の背骨が分離している状態です。一種の疲労骨折と考えられます。
新鮮なものであればそれほど、難治性はないので的確な処置をすることで十分に予後良好となるので無用な心配は要りません。
しかし、処置をせずに放っておくと場合によっては
※『腰椎辷り(すべり)症』という状態に移行したりします。
どちらも症状としては、【腰痛】として出ます。
辷っている部分が凹んだりしているのが、触れる場合もあります。
10代のスポーツをする子供に多く、原因はオーバーワークなことがほとんどだと思います。
実際、その知人(お父さん)から話を聞くとその子供さんは野球をしているのですが、その他にも水泳もしていますし、ほぼ毎日お父さんとキャッチボールなどカラダを動かしていたということでした。
こういったものが「障害」の代表的な例ではないかなと思います。
子供の場合、指導者の影響力でカラダはきついがやらざるを得ない状況(パワハラではないが)の場合もあれば、痛みはあっても本人がやりたくてやってしまうといったこともあるので、指導者や親御さんが気をつけておく必要はあるでしょう。
また、間違っても子供を怒るようなことはしてはいけません。
指導者や周りの大人に責任があります。
子供さんが「腰が痛い」と言い出したら少し気をつけてあげてください。
基本的にはうちでも、痛みがあってもやりたければ本人の主張を優先します。
できるのであれば、やればいいと思いますが、痛みが増悪するなどあれば少し考えたほうが良いのかなといった感じです。
その判断も難しいとは思いますので、やはりそういった何か異変があれば、
まこと整骨院までご相談していただければよいかと思います。
※これらがレントゲンなどの画像所見で見つかったとしても、それが必ずしも痛みの原因ということではありません。
あくまでも画像所見というのは「その時のカラダの構造的な状態を画像で表している」だけなのです。要するに、ただ結果を見ているだけなんですね。また分かりやすく書いていきますね。