水60%以下!死ぬぜ!?

7月も半分を過ぎ、夏真っ盛りで暑いですね!

近畿地方では梅雨明けは宣言されていませんが、セミも鳴き出していますので個人的には梅雨明けしていると思っています。

何でもかんでも科学的なものに頼るのではなく、自然の声で四季を感じることも自然に生きる人間には大切ですよね!自分で感じ・考えることで成長があり、与えられたものだけでは成長はないですもんね!

 

さて、夏といえば毎年ニュースでもおなじみの「熱中症」

みなさん熱中症対策はされていますか? 

熱中症対策といえば、まずは水分補給がよく言われていますよね。

 

ということで、今回は水分補給について。

 

ですがその前に、みなさんのカラダが何でできているのか少し一緒に勉強しましょう!

  • 水分:成人60%(赤ちゃん80%、老人50%)
  • タンパク質:18%(骨、筋肉、腱、人体、皮膚など)
  • 脂質:15%(神経、脳、ホルモンなど)
  • ミネラル:7%

大きくはこういった感じで、

カラダは60%の水分でできているんですね。

いわばそれだけカラダには蓄えておくことが必要だってことなんです。60%を下回るとカラダに様々な障害が起こるということですね。

またタンパク質も脂質も熱に弱い性質で、43~44度で変性(性質が変わるしてしまうといわれています。

しかし、43~44度のお風呂に入っても変性しないですよね?

なぜだと思います?

人間のカラダは36~37度の体温を保つように、熱が溜まらないように絶妙に絶えず温度調整をしてくれているからなんですね。素晴らしい機能ですよね!

 

では変性してしまうとどうなるか?タンパク質なんかは元には戻りません。

タンパク質の代表的なものとして「卵」がありますが、ゆで卵にしてから十分に冷やしたからといって元のトロトロの白身へは戻りはしませんよね。固まった白身のままでしょ。

カラダの構成材料でいたるところに必要不可欠なタンパク質が、変性してしまっては生命活動ができません。死んじゃうってことですね。

そのことから、どうやらカラダは熱に弱いということです。

 

そのために色々な方法でもわたしたちのカラダは熱をため込まないように、あの手この手で体外へ熱を捨てているんですね。

 

ではどうやって熱を体外へ捨てているのか。

 

みなさんご存知の汗。(目に見える汗もあれば、目には見えない不感蒸散といって皮膚からは蒸気として絶えずカラダの水分が蒸発しています)

あとは呼吸。(吐息に手をあてると温かいですよね)

排便。つまりオシッコやウンチでも熱を捨てているんです。(オシッコもウンチも湯気が出てるでしょ)

 

これを見ていただいて気づかれた方もいるかもしれませんが、体温を下げるのに必ず体内の水分が体外へ出ていっているのが分かると思います。呼吸も「ハァ~」ってやると湿っぽいでしょ?

これはカラダに溜めてある水分(60%)を必ず捨てながら体温を下げているということですね。

水分を捨てながら、タンパク質や脂質が変性してしまわない36~37度を保っている。つまり生きれているということですね。

しかし、カラダには常に60%の水分は維持していないといけないわけですから、捨てては入れて捨てては入れてでそれを維持しているわけです。

捨てるのは先ほど紹介した汗、呼吸、排便などで、入れるのは水などの口からの水分補給のみです。(一部点滴などもありますが、それはおいておきます)

ちなみに60%の水分維持が著しくできていない状態が、みなさんご存知の脱水症状ってやつですね。

 

どうですか?水って大切なのが今回のブログを読む前より理解してもらえました? 

次回は水を飲まないことでどんな障害が起こるのか?

飲むタイミング。水以外の水分の話なんかもお話していきますね。

 

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