【ハイドロバッグ】という治療器具を使い、関節のゆがみ・不整列を整える治療をしています。
普段の生活での不良姿勢が関節のゆがみ・不整列を生み出します。それは自宅でのテレビを観ている姿勢であったり、食事をしている姿勢、仕事での姿勢。それら偏ったような動作や姿勢が慢性的に続くと徐々に徐々に関節のゆがみ・不整列が起きます。
不良姿勢と一口に言ってもデスクワークの人と長距離ドライバー、工事現場の作業員ではそれぞれ作業特性も変わりますので、どのようにゆがんでいるのかは様々です。またその人の性格や精神性など様々なことが絡まりあい、その症状を起こしているので非常に複雑です。
さて人体というのは構造上、上半身の重力負荷を頭の骨から順に首~尾骨の背骨に伝え骨盤へ。一方、下半身からは地面を両側の足の骨からスネの骨、太ももの骨と順に最後には骨盤へと繋がり先ほどの上半身からの重力負荷を挟み込むように受け止める構造になっています。(背骨を骨盤で均等に挟み込んで「軸受け」のような形状になっている)また、そうなっていることが非常に重要です。
その挟み込まれた関節のことを「仙腸関節」といい、そのような構造になっている関節は人体では仙腸関節以外に存在しません。
「仙腸関節」は人体最大の関節で西洋医学では「動かない関節」とも言われそのせいか不完全な関節とも言われていますが、実際はほんのわずかに動いており動いていない場合は異常となります。
また違う言い方をするならば「可動は少なくした安定した関節」もしくは「安定させないといけない関節」と言えるのかも知れません。
その動かない?安定した?人体最大の「仙腸関節」は他関節だけでなく内臓疾患や精神的な領域にも大きく影響すると考えています。
そもそも「関節」とは仙腸関節だけに限らず、「関節液」というツルツルと滑るように潤滑液に満たされて関節内の潤滑が良好な状態であることが非常に重要です。
それら仙腸関節のごくごく微小な動き・硬さを感じ取ることができるだけではなく、治療することができるのが【ハイドロバッグ施術】です。
いわゆる背骨矯正・骨盤矯正といった治療と称した、暴力的にボキボキするような医療事故を起こすようなことは一切致しませんので安心してお任せください。